算命学10分レッスン(番外編)438日目への質問
438日目のブログに関して、下記のような質問がありましたので、お答えします。
質問内容
(算命学10分レッスン438日目数理法その4(1))
自分の気図法で大きな数値の方(五行)
スポーツでは北方水行が多い人は水泳が良い以外に何かありますか
(木?土?が多い人は山登りとか)
例えば北方の数値が多過ぎる人で、かつ壬、
答え
水行というのは、スポーツの水泳という意味ではありません。
この五行は、あくまでの体調管理というカテゴリーですから、スポーツという狭い範囲に結びつけてはいけません。
スポーツの得意な人は、金質の車キ星ですが、これは陽占です。
ここで学んでいるのは、陰占から算出されるエネルギー量ですから、個々の人が所有する宿命のエネルギーを話題にしています。
体調の維持には数値の多い場所の治療法というのは、簡単に説明すれば下記のような理論に基づいています。
算命学の理想は、中庸に生きるということです。
中庸というと、真ん中とか平均的とかに取る人が圧倒的に多いかと思いますが、算命学では意味合いが違います。
中庸とは、命式通りに生きるということなのです。
命式にお金儲けが出来る人と出ていれば、お金儲けをするようにしますし、お金に縁が無い人は、お金ではない人生を生きることが良いのです。
そして、陰占のエネルギーが大きな場所が、命式に与えられたあなたらしい性情なのですから、その大きなエネルギーを活かす生き方をするのが好ましいのです。
その意味で、体調の良いときは、どんどんそのエネルギーを発揮するようにすれば良いのです。
そうすれば、それに引っ張られてその他の場所のエネルギーも消化するようになります。
しかし、エネルギーの大きな場所が一箇所だけ燃焼してしまう場合があります。
その場合は、エネルギーのバランスが壊れますので、体調不良という現象を生み出します。
もうお分かりですね。
その場合は、一番大きなエネルギーと相対する場所の治療法を施すことで、バランスを戻し、体調を基に戻すことをしなければなりません。
こういった理論に基づく体調管理の五行理論ですから、木や土の多い人が山登りという発想は少し違います。
土の多いひとは、指圧。
木の多い人は薬草(漢方)
などで体調の維持をするということです。
もう一度ここで確認しますが、スポーツというカテゴリーは、陽占の範疇なので気図法とは直接関係しません。
北方の数値が多過ぎる人で、かつ壬、
との質問ですが、北方の水質が多すぎるとは、どの程度をおっしゃっているのかわかりませんが、この場合は、忌神とか守護神とかのことは忘れてください。
体調と運命は同じようにみえるかもしれませんが、別々のカテゴリーです。
仕事が上手くいけば体調が悪くなる、仕事が芳しくなくても家族が健康で平穏な日々が送れる、などというのが運勢ですが、体調が良否と、運勢の良否とは別個のことだと考えてください。
算命学で、これらの事案を正確に判断して行くのは至難の技です。
その意味で、占技も大切ですが、真実(宇宙の自然の法則)を見極める力を持つことが、より大切なのです。
私のブログでは、占技を学んでもらっていますが、その占技を役立てるためには、自然と一体となった自分(人間)を思い浮かべる訓練をすることが本当に大切なのです。
それが無いと、占技の知識レベルが上がれば上がるほど、真実から遠ざかり混乱することになってしまいます。
算命学を勉強されている大多数の人が陥りやすい現象で、算命学とタロット、とか算命学と・・・占いとかの占いを併用するようになってしまいます。
今日はあまり時間が無いので、下書きなしにこの文章を書きましたが、お分かりいただけましたか?
こういった混乱が起きないように、次回は質問の答えとともに、もう一度、陰占と陽占の関係について説明します。
2014-10-10 創喜