算命学10分レッスン(466日目)大運法・年運法その2

大運法・年運法その2

 

大運法・年運法は、これから回ってくる宇宙エネルギーが、あなたの宿命エネルギーにどのような影響を与え、あなたの運勢が今後どうなって行くのかを占うための重要な手法です。

算命学ではこれを後天運と言いますが、10年毎に入れ替わるエネルギー(大運)と、1年毎に入れ替わるエネルギー(年運)が、運勢に大きく影響します。

また、現象の起こる時期を特定したい場合は、1ヶ月毎に入れ替わるエネルギー(月運)や、1日毎に入れ替わるエネルギー(日運)なども考慮することになります。

 

●大運・年運の関係図

大運は、10年間の精神の有り方を示す無形のものです。

年運は、1年間に起こる現象を暗示する有形のものです。

 

例2)

〇 〇 〇

申 巳 寅

 

日柱『申』との関係

1、大運に寅が回ってくると、日柱と申寅の対冲となり、寅の纏めるというエネルギー特性が壊れますが、年運で子が回ると申子と半会の融合条件となり、物事がまとまります。

ただ、日柱は自分自身ですから、自分自身のエネルギーとしては、この大運の10年間は常に物事を纏める力を壊すエネルギーが働いていますので、まとまる時は他人の力を借りることになります。

そのため、年運が去り、日柱との融合条件が無くなりますと、まとまっていた物事が壊れてしまいます。

 

2、大運に亥が回り、亥申の害と分離条件を形成し、かつ年運に巳が回り日柱と申巳の支合(融合条件)が形成されたときも、1と同じ現象が起こると見ます。

 

★まとめ

日柱との関係において、大運と年運が相反する関係を形成したとき、物事がその時はまとまりますが、1年限りのものとなってしまいます。

2014-10-21 創喜