算命学10分レッスン(474日目)大運法・年運法
●後天運を読む
大運が算出できるようになりまいたら、後天運を読んで行きます。
後天運は、事前に予測することで、不幸を回避できますので、重要な手法です。
後天運でまず考慮しなければならないのは、先に学習した10年後との大運です。
その大運の中に天中殺範囲があるかないかを、まず第一にチェックします。
ただし、天中殺はそのものズバリの『支』が回ってくるときにはもちろんのこと、ある一定の条件下で移動しますので、注意が必要です。
●天中殺の移動条件
陰占命式表で算出した天中殺は、大運初旬の干支との関係で大運の中を移動します。
①、初旬天中殺(変剋律大運も含む→異常干支2連続以上)
②、初旬天剋地冲
③、初旬日座天中殺(甲戌・乙亥)
④、初旬日居天中殺(甲辰・乙巳)
⑤、初旬納音
⑥、初旬律音
⑦、初旬大半会
⑧、初旬和得(大運干支の支→干→月支の関係)
⑨、初旬破水(異常干支同士の天剋地冲)
⑩、干合支合(同じ柱とだけ現象)
干合による上記条件の成立の場合、戊=丙 己=丁と扱う。
例)初旬和得
大運1旬目が『辛丑』
陰占の月支が『子』
丑→辛→子
(土生金生水)
例1)
大運1旬目
戊申 日 月 年
↓ 柱 柱 柱
戊→干合→癸 〇 〇
申→支合→巳 〇 〇
例2)
大運1旬目
日 月 年 癸亥
柱 柱 柱 ↓
〇 〇 戊←干合←癸
〇 〇 寅←支合←亥
次回は、大運天中殺の移動条件です。
2014-11-04 創喜