算命学10分レッスン(503日目)実践偏
復活愛の可能性
良く別れた恋人と元の恋人の関係に戻りたい、という相談を受けます。
その時には、恋愛占科の出会い、恋愛、結婚というプロセスを見て、どの段階で関係が破綻したかを見れば、答えが自ずから導かれます。
この破綻という現象は、結果が破綻であって、原因は様々だということを頭においておくことが大切です。
どちらかに新しい恋人が出来た。
ささいなことから喧嘩になった。
何らかの思惑違いがあった。
相手の親の反対にあい、相手が離れて行った。
遠距離恋愛であり、知らず知らずのうちに疎遠になった。
などなど、原因は無数にあるでしょう。
しかし、結果が破綻という現実は現象として同じだということです。
算命学でみる復活愛の可能性は、出会いがオーケー、恋愛がノー、結婚がオーケーというこのパターンしかありません。(当ブログの恋愛占科を参照)
つまり、良い出会いがあって、恋愛関係になったが途中で別れたという場合、2人の結婚の点数が5点以内に納まっていた場合のみ、ということです。
しかし、この場合も、復活したら間髪を入れずに結婚しなければ、復活愛は長続きしません。
多くの場合は、恋愛で女性の点数が高く男性の点数が低いという状態で関係が破綻した場合に、女性が復活愛に執着するケースが多いようですが、前述したパターン以外、復活愛の可能性はゼロに近いと言っても良いでしょう。
巷では、復活愛の方法を伝授するという方もいるようですが、多分確率はかなり低いものと考えられます。
しかし、パターンが復活パターンであれば、確率はかなり高くなりますので、トライする価値はあるでしょう。
復活愛というテーマは、一般的に確率が限りなく0に近く、そのための行動は徒労に終わることでしょう。
復活愛を望む人には、潔く諦め、次の恋を探す楽しさを教えてあげましょう。
一人の人に執着するのは、自分の欲望とプライドを満たすための何者でもなく、限られた人生に無駄な時間を費やす結果になりかねません。
去ってしまった恋なんかより、もっともっと自分に相応しい恋が巡って来るのですから、そのチャンスのつかみ方をアドバイスしてあげることが、人生のある時期(失恋)の不幸を回避する方策なのです。
2014-12-19 創喜