算命学10分レッスン(518日目)自然との対比
干支番号4(丁卯)
丁卯を自然と対比してみますと、丁は陰の火質ですから地上の小さな火、蝋燭の火、焚き火の火、炭火などです。
卯は陰の木質ですから、草や蔦、あるいは小さな木や枝などを意味します。
小さな植物の上に、小さな火が乗っている形です。
そのため、乙を香木と考えると、香を焚くという情景が浮かびます。
★吉星
◎壬・・・牽牛星
◎丙・・・石門星
◎甲・・・玉堂星
◎乙・・・龍高星
壬は丁と干合関係にあり、香気が1点に集まり、王朝まで達するとされます。
そのため、壬が1つだけ宿命にあると、牽牛星が生まれ名誉・名声が一気に広がります。
立身出世の命式です。
壬または癸の水質が無い場合、香気が飛散してしまいますので、ただ乙が燃えるだけで消滅してしまいます。
★凶星
◎癸・・・車キ星
◎酉・・・天貴星
◎子・・・天馳星
◎丑・・・天庫星
壬と癸が両方ともある場合は、高名は悪の世界に轟きます。
また、壬が2つある場合は、家庭運に恵まれません。
女性にその現象が顕著になります。
●総論
何かが出来上がるとそれが壊されてしまい、また同じように何かが出来てしまうので、人生の上下が激しくなります。
香気ですから、この命式の女性には色気があります。
2015-01-22 創喜