算命学10分レッスン(521日目)自然との対比
干支番号7番『庚午』
庚午を自然界に例えると、下から強い火で熱せられている金属です。
製鉄所で、溶鉱炉から出たばかりの金属で、どんな形にもなる若々しい金属とみます。
算命学では『出炉の金』と言われています。
午の28元は、己と丁で、本元から火(丁)生土(己)、土(己)生金(庚)と天干の庚まで相生関係になっていますから、整った形とみます。
精神世界で大成する星で、偉大な芸術家や学者に向いた干支です。
★吉星
辛・・・石門星
庚・・・貫索星
己・・・玉堂星
丑・・・天庫星
戊・・・龍高星
辰・・・天印星
酉・・・天将星
申・・・天禄星
生まれ持った才能は豊ですが、短命になりやすい人です。
結婚相手に水質の多い人を選べば、短命はまぬがれますが、異性運はあまり良くありません。
これから形を整える熱くて柔らかい金属ですから、子供の頃の育て方が大きく影響します。
厳しく鍛えて育てられれば、大成します。
他の干支に木質や火質が多くあり、かつ壬「鳳閣星」があれば頭脳明晰な人となり、学者に向いています。
★凶星
丙・・・車キ星
丁・・・牽牛星
乙・・・司禄星
甲・・・禄存星
午・・・天恍星
巳・・・天貴星
未・・・天南星
木質・火質を命式に多く持っていると、短命なのですが、名誉名声を得ることができます。
火が強くなりすぎると命が燃え尽きるのが早まるので、火質そのもの、あるいは火を生じる木質が凶星となります。
短命とは、40才くらいまでに人生を終えることですが、水質で火勢を弱めることで改善が可能です。
ただし、六親には縁が無い厳しい人生を強いられます。
2015-01-26 創喜