算命学10分レッスン(522日目)自然との対比

自然との対比

干支番号8番『辛未』

未を自然界し例えますと、辛は陰の金質で宝石です。

未は陰の土質で、畑を意味しますが、南西の畑で温度の高い乾いた土(焦土)の畑です。

乾いた土の上に乗っている宝石は、土埃にまみれていて輝いていません。

宝石本来の輝きを取り戻すためには、宝石を水で洗ってやらなければなりません。

そのため、癸・壬が必要です。

また焦土なので作物が稔りません。

ですから、水を一杯に含んだ土である丑や辰も良いのですが、とりわけ相剋(対冲)関係にある丑は好ましいエネルギーとなります。

吉星

癸・・・鳳閣星

・・・調舒星

・・・天将星

・・・天禄星

・・・天印星

・・・天庫星

・・・天貴星

・・・天恍星

・・・貫索星

・・・石門星

凶星

・・・車キ星

・・・牽牛星

・・・天胡星

・・・天極星

・・・天堂星

未は、水質が名誉名声を得るために必要ですが、十大主星に直すと鳳閣星と調舒星となります。

つまり辛未は、名誉名声を得る星は牽牛星ではなく、鳳閣星と調舒星にその意味があるということになります。

未は次元の高い干支と言われ、現実のドロドロとした社会には合っていません。

そのため、商売は下手です。

精神性の世界である芸術や学問の世界に進むと良いでしょう。

また土にまみれた宝石(辛)は、土を木質で剋しても土の中から宝石をとりだせますが、それも一時的なもので、やはり水で綺麗に洗って泥を落としてやらなければ、輝きが長持ちしません。

そのため、満足に自分の自身のことが出来ないで、一生人の世話や厄介事を引き受けて暮す、という意味合いになってしまいます。

2015-01-27 創喜