算命学10分レッスン(523日目)自然との対比

算命学10分レッスン(523日目)自然との対比

 

干支番号9番『壬申』

 

壬申を自然界に置き換えてみますと、壬は陽の水質で陽の金質申の上に乗っています。

金質は水質と相生関係で水を生みますから、後から後から水が補給される壬は、かなり強いエネルギーを持っているとみます。

その上、金質は申と酉ですから、季節で言いますと8月・9月の秋という位置づけで、特に『金白水精』と言って特別に扱います。

壬は北方の水で、知恵という意味もありますから、この知恵の水(壬)が綺麗であれば、理性的で学術に優れる干支ですから、特別扱いにばるのです。

陽の火質丙は、人生を平穏にします。

 

★吉星

甲・・・鳳閣星

乙・・・調舒星

丙・・・禄存星

 

★凶星

戊・・・車キ星

己・・・牽牛星

 

水質は、木質を生じますので、木質が多くあり過ぎると壬はエネルギーを失います。

また、土質が多くあり過ぎますと、水は濁ってしまいます。

この場合には、毒舌家になりやすく、自らの毒舌によって、自他ともに傷つく結果になります。

また、典型的な親不幸者になります。

 

総括

この日に生まれた人は、頭が良く、努力家も多いのですが、それが現実に顕われてくるのが遅くなります。

つまり、子供の時代(小学校に入るまで、あるいは小学校の低学年)には、この人の特長は出ないということです。

2015-01-28 創喜