算命学10分レッスン(527日目)自然との対比

算命学10分レッスン(527日目)自然との対比

 

 

支番号13番『丙子』

丙子を自然界に比定しますと、丙は陽の火質で自然の形としては太陽です。

子は時間的な概念では真冬に当たるので、気候的には冬の大海あるいは湖とみます。

冷たい海の上に温かい太陽が、燦燦と輝いている落ち着きのある整った自然の風景です。

後で述べますが、六秀日に相応しい眺めになっています。

子の中の28元は、癸(方位は北質は水)です。

水質は知性を表しますから、癸は知恵の本能という意味があります。

子に含まれる元素は癸だけですから、天干丙と28元から生み出される十大主星は『牽牛星』です。

干合する星同士から生み出される十大主星(司禄星と牽牛星)に似かよっているところから、丙子は戊子とともに六秀日と言い、習得の本能としています。

秀日とは、幸福運・財運・名誉名声運・親類縁者運・配偶者運・子供運の6つが良いことを言います。

また、この日生まれの人の星は、生まれた季節によってその吉凶が若干違います。

・夏生まれの人

・・・車キ星

・・・牽牛星

・・・龍高星

・・・玉堂星

凶星

・・・貫索星

・・・天将星

・冬生まれの人

吉星

・・・車キ星

・・・龍高星

・・・玉堂星

・・・天貴星

凶星

・・・鳳閣星

・・・天馳星

・・・天報星

吉星は、人間らしい生活をする上で、あったほうが良い星のことです。

凶星は、持っていることで、生活の苦労が多くなります。

総論

子は、子の中の癸から牽牛星が生まれるので、役人(官)の星の上に座っているとみます。

男女ともに容姿にこだわるので、美男美女を配偶者にします。

男女とも情が豊で、感受性も強いため、特に男の人は妻の在所に対してのトラブルを起こしやすくなります。

裏表が無く、気の荒いところがあります。

完成された美・完全な美という意味もあり、女性は特に目立ちます。

男性に頼って生きていける人です。

2015-02-03 創喜