算命学10分レッスン(528日目)自然との対比
干支番号14番『丁丑』
丁丑 を自然界に比定しますと、丁は陰の火質で自然の形としては地上の小火です。
丑は時間的な概念では早春に当たり、雪解け水を一杯に含んだ泥土なので、その上に乗っている小さな火は、放っておくと消されてしまいます。
また、火生土と丁はそのエネルギーを丑に洩らしますので、ますます力が衰えてしまいます。
★吉星
甲・・・玉堂星
乙・・・龍高星
庚・・・司禄星
辛・・・禄存星
★凶星
辰・・・天堂星
丑・・・天庫星
癸・・・車キ星
壬・・・牽牛星
丁は地上で燃える小さな火ですから、パワーを維持するためには、燃料が必要です。
燃料は自然界では薪です。
薪は木を切って作りますので、材料の甲(大木)とそれを切り出す刃物(庚)が必要です。
そのため、丁丑日に生まれた人で、命式に甲(玉堂星)があると、お金に恵まれます。
その上、庚から生まれる禄存星があれば、大きな財産を築きます。
しかし、基本的には湿土の上に座る小さな火ですから、あまり運は良くないと考え、改善策を講じる必要があるでしょう。
この人は、音楽や絵画などの創作能力に優れています。
2015-02-04 創喜