算命学10分レッスン(529日目)自然との対比
干支番号15番『戊寅』
戊寅を自然界に例えますと、寅は東北東に位置する山(寅=樹木=山)と考えると、天干の戊(陽の土質)は山ですから、山の上に山が重なり連なっている様子が想像できます。
山また山で、戊は山岳ですから、他の山(寅)より高く聳えていますので、大衆より頭が一つ抜けているとみて、抜きん出た発展を意味します。
しかし、冬の山岳は氷雪に閉ざされているため、冬(月柱支が亥か子)に生まれた人は、丙=太陽の暖かさがありがたいということになります。
土用生まれ(月柱支が丑・辰・未・戌)の人は、禿山にならないように甲・乙の木質を必要とします。
命式の中に土質が多い場合も同様です。
夏生まれ(月柱支が巳・午)の人は、水が必要です。
夏生まれで水質(壬・癸・亥・子)がない場合は、晩年が孤独になります。
男性の場合、父親と意見が合わず気まずい関係になりやすくなります。
冬生まれ
★吉星
丙・・・龍高星
土用生まれ、あるいは他に土質のある人
★吉星
甲・・・車キ星
乙・・・牽牛星
寅・・・天貴星
卯・・・天恍星
夏生まれ
★吉星
癸・・・司禄星
壬・・・禄存星
亥・・・天報星
子・・・天馳星
この人は、親の後を継ぎません。
初代運、何かの創始者となる人です。
2015-02-05 創喜