算命学10分レッスン(534日目)自然との対比

算命学10分レッスン(534日目)自然との対比

 

 

干支番号20番『癸未』

癸未を自然界に比定しますと、癸未は陰の水質で自然の形として小さな水の現象で、具体的には雨・湧水・小川・池などです。

未は陰の土質で南南星に位置する畑ですから、乾燥した温度の高い土地(サバンナ地帯)にある焦土とみます。

乾いた土の上にわずかな水が注いでいるような状態ですから、このままでは水はすぐに焦土に吸収されてしまいます。

そのため、水質か水質を生み出す金質の存在を作ることが急務です。

また、焦土に吸収されるということは、土に溶け込むということを意味していますので、土に変身して自分を見失うことにもつながりますし、何でも出来る人、つまり多芸多才にもつながります。

しかし、自分を見失っての変身ですから、何事にも深みがありません。

後天運等で亥と卯が揃うと三合会局となり、成功する命式とみますが、色情で身を滅ぼす危険も孕んでいます。

三合会局となれば、未は木質に変化します。

質は土質(未)を剋すので、水の通りが良くなると考えるのです。

質は方向としては東ですから、三合会局になることを算命学では東井といいます。

は社会の方向ですから、男性が社会的な役割を果たす(仕事をする)場所ですから、後継者場所とし家系の流れから見ると最も良い場所とされています。

吉星

・・・龍高

庚・・・玉堂

・・・天貴

・・・天将星

・・・天南星

・・・天禄星

・・・天極星

・・・天胡星

凶星

・・・牽牛

・・・車キ

丁・・・禄存星

丙・・・司禄星

午・・・天馳星

巳・・・天報星

にとって土質は良くないのですが、丑は未と対冲になり未のエネルギーを弱めますので、悪くありません。

土質の中でも戊は、癸と干合して火質に変化します。

人生の特徴

多芸多才、凝り性で名人芸や職人芸の出来る人ですが、一芸のみに秀でます。

一芸に専心することが成功の秘訣です。

2015-02-13 創喜