算命学10分レッスン(537日目)
干支番号23番『丙戌』
丙戌を自然界に比定しますと、丙は陽の火質で太陽です。
戌は陽の土質で、北方の高地です。
一年の季節の中では、10月です。
一日の中での時刻は、午後7時~9時頃でしょう。
この時間の太陽は地平線の下30度以下に沈み、地上は真っ暗な夜となっています。
初冬の山(戌)に太陽が照っている状況ですから、一応形は整っていますが、何となく侘しさも漂っています。
山には樹木が繁っていればこそ美しいので、陽の木質=寅や温かい午(昼生まれ)のエネルギーがあれば、幸運な人生となります。
夜に生まれた場合は、亥や子の真夜中の時間帯を意味する支に会うと、安らかな人生を送るという意味で、良い人生となります。
その場合、一生を通じ食べることには困りませんが、それだからこそ何かをやろうとしう進取の気性が弱くなります。
ただ、かなり強い自尊心があり、外側を飾り立てる(見栄)ことが好きです。
★吉星
乙・・・玉堂星
甲・・・龍高星
丁・・・石門星
寅・・・天貴星
午・・・天将星
★凶星
戊・・・鳳閣星
己・・・調舒星
壬・・・車キ星
癸・・・牽牛星
亥・・・天馳星
子・・・天報星
この干支を持っていて土質の多い人は、火生土と丙の火質が大量に土質に漏れてしまうので、子供の時代に命を落すような危険があるとみます。
また、洩らすということは、自分から洩らす(生じる)ものは子供ですから、子供運が良いという見方もできます。
いずれにしろ、この干支の人の命式に土質が多いのは良くありません。
人生の特徴
象徴的に言えば、生涯食べることに困らず、遊んで暮らせるひとですが、何かをしようというような大望を抱くと駄目になります。
友人としては良い人となりますが、身内的な付き合いをするとなると問題があります。
結婚相手としては、『?』の人です。
丙戌の人、御免なさい。
私が言っているのではなく、算命学がそう言っているので、誤解の無いようにお願いあいます。
もちろん、算命学ですから、改善策はちゃんとありますからご安心ください。
2015-02-18 創喜