算命学10分レッスン(539日目)自然との対比
干支番号25番『戊子』
戊子を自然界に比定しますと、戊子は陽の土質で北方の山です。
子は陽の水質で、大きな水の塊りですから、山の下に水がある状態とみますと、いつ山が崩れてもおかしくない環境です。
逆に、山岳の中を川が流れている情景としますと、そのどこかに鉱脈があれば理想的な絵になります。
鉱脈は金質ですから、支なら酉です。
酉が1つだけあっても良運と言えますが、巳酉・酉丑・巳丑と半会になると、半会金局として(化金=鉱脈となる)理想の形です。
丑は子と支合して水質となり、辛は金生水で水を生み出す水源になり、辛金そのものが鉱脈ともなるので吉星となります。
天将星や貫索星があると、エネルギーが大きすぎて苦しいのですが、月柱か年柱に天将星(戊午)があると、自分自身も手に負えないほど強いエネルギーを持つ人となります。
また、戊午を命式に持つということは、子と午は対冲と土質(戊午)の天将星の強さという両方の意味合で、親族(親・兄弟姉妹)を跳ね飛ばしてしまう力を発揮してしまいます。
ということは、親・兄弟姉妹との縁が薄くなるので、一人人生を無からの努力を強いられます。
苦労が多く、負担も重い人生です。
しかし、高い所にある土(戊=山岳)が潤いの水質を得て、万物を育成(教育も含む)する力を持ちます。
★吉星
巳・・・天禄星
酉・・・天極星
丑・・・天印星
辛・・・調舒星
★凶星
午・・・天将星
戊・・・貫索星
※人生の特徴
一代で財を成します。
努力するしないに関わらず、他人の財産をそっくりもらうようなことがあります。
財産とは遺産相続なども含みます。
また、金儲けが人生の目的となり、金儲けが出来るという理由のみで仕事を選びやすくなります。
2015-02-20 創喜