算命学10分レッスン(540日目)自然との対比
干支番号26番『己丑』
己丑 を自然界に比定しますと、己は陰の土質で畑です。
丑は陰の土質で、丑の位置は早春の季節ですから、雪解け水をたっぷりと含んだ春のつちです。
水を含んだ土が畑の下にあるため、この畑は肥沃な畑です。
耕作地に必要なのは、日光と慈雨ですが、そこで育てる作物の種や苗が必要です。
★吉星
丙・・・玉堂星
癸・・・禄存星
乙・・・車キ星
甲・・・牽牛星
★凶星
癸・・・禄存星
壬・・・司禄星
庚・・・調舒星
辰・・・天堂星
他の干支に土質が多く、木質の甲・乙が無いときは、土の中で種が根を出す準備のため活動しているのですが、目に見えないためにこれを人間にあてはめますと、秘密主義に見えます。
己丑日生まれの人に母親がいない場合、結婚運が悪いとみます。
母親は陰の水質(玉堂星)ですから、己丑の中で育んだ種が芽を出しにくい、つまり配偶者の運が伸び難いということになります。
もし己丑に冲動があっても本人にはあまり影響しませんが、家族にその現象が転嫁されやすくなります。
本人は成功を収め、順風満帆に見えても結婚できなかったり、結婚していても子供ができなかったり、子供に問題があたりします。
妻・または夫が長期療養を必要とする病気にかかったりもします。
この命式が女性であれば、主人がその人のテリトリーの外に放り出されてしまいます。
具体的には、離婚されたり別居生活を余儀なくされたり、相手にされなくなります。
※人生の特徴
枯れることの無い井戸と同じで、尽きることの無い能力の所有者で、人生においてあまりこまり困ることがありません。
急激に運は伸びませんが、人生において波乱がありません。
2015-02-23 創喜