算命学１０分レッスン（５４２日目）自然との対比

算命学１０分レッスン（５４２日目）自然との対比

 

 

干支番号２８番『辛卯』

辛卯を自然界に比定しますと、辛は陰の金質で玉または宝石です。

卯は陰の木質で草木ですから、 辛卯は草木の上に刃物を載せているような状態で、常に刈り込まれている草木、すなわち芽が出せない草木です。

庚は大きな刃物（刀剣類）でしたが、辛は小さな刃物（小刀・挟みなど）と考えられ、草が芽を出そうとするとすぐに切られてしまいます。

根は古いのに一向に芽が出せないというところから、算命学では『辛卯』を「古木の精」と言います。

そして、この干支は一代目の干支としているので、誰にも頼らず泥土の中から一人で立ち上がる運命とみます。

辛卯の天中殺は午未ですから、家系の流れを変えるという意味があり、初代運（子丑天中殺）に近い意味合いを持っています。

辛卯生まれの２代目3代目には、親を頼らせず自立させた方が良いのです。

また、辛卯生まれの人が1代目であれば、その人は成功しますが、２代目３代目に女絡みで家系が乱れます。

本妻の子と妾の子で、相続争いをしたり、認知騒動を起こしたりします。

２代目３代目で、女に狂って家系を混乱させるような人の身代を作った初代は、大抵辛卯の１代目ということが言えます。

残念ながらこの場合は、改善策がありません。

辛を剋す火質で、出来る限り女狂い（あるいは女難）を軽くすることぐらいです。

★吉星

庚・・・石門星

辛・・・貫索星

戊・・・玉堂星

申・・・天将星

酉・・・天禄星

★凶星

丁・・・車キ星

丙・・・牽牛星

甲・・・司禄星

乙・・・禄存星

子・・・天貴星

亥・・・天恍星

寅・・・天報星

※人生の特徴

　ブランド品を好み、身に着けるものも全てスランド品なのだが、何となくバランスが取れておらずダサイ感じの人。