算命学10分レッスン(543日目)自然との対比

算命学10分レッスン(543日目)自然との対比

 

 

干支番号29番『壬辰』

壬辰を自然界に比定しますと、壬は陽の水質で大きな水の塊り(大河・海・湖)です。

辰は陽の土質で水が戌亥から流れ出て辰巳に海に注ぐ位置にある陸地ですから、壬辰は大河が大海に注ぐ様子を表しています。

川の流れは遥か彼方の戌亥からはるばる流れ下ってきますので、流域の生活排水などの全てを含んで河口に流れ着きます。

そのため、酸いも甘いも抱合する性情で、女性ですと色事に惑わされやすく、良い夫や子供に恵まれ難くなります。

そのため、男性のように仕事を持つと良い、つまり、男性的な生き方をすると仕事で成功しやすくなります。

の陸地は、後から後から流れて来る川の流れが、大量に肥えた土を堆積して行くという現象で、これを人の人生に例えると、自分があまり努力しなくてもなんとなく恵まれるエネルギーの持ち主です。

粘り強さがあり、男性には良い干支です。

しかし、戌の対冲があると世の中に出にくくなりますが、基本的には生活に困窮することがないため、必要がなければ何もしない怠け者です。

辰日生まれの人は、戌月(10月)を除いて、秋・冬生まれが良いとされていますが、幸運を掴むためには多くの制約があります。

制約とは、地位・家庭・子供・家系・親・お金などです。

これらの制約があるほうが人生の幸運度がアップするのです。

辰は何かと色事に縁が深い干支ですが、天恍星があることによって更に色事にその要素が増しますので注意する必要があります。

吉星

・・・鳳閣

丙・・・禄存星

・・・司禄

・・・龍高

子・・・天将星

・・・天禄星

・・・天貴星

凶星

・・・貫索

・・・石門

・・・天南

酉・・・天恍星

人生の特徴

女性は、生まれた時には家運の勢いが良いのですが、成長するに従って家運が下がりやすくなります。

男性は、貧しい家庭に生まれることが多く、成長するに従って家運が上がってきます。

2015-02-26 創喜