算命学10分レッスン(547日目)自然との対比
干支番号33番『丙申』
丙申を自然界に比定しますと、丙は陽の火質で大きくて強い火、太陽などを表します。
申は陽の金質で、1日の中の時間にすると午後3時~5時に当たります。
太陽はこの時間になりますと、夕方に向かってどんどんその力を弱めて行きます。
そして、ついには地平線の下に沈んでしまいます。
この現象は、自然の摂理として避けては通れない現実です。
これを人生に例えて考えると、落ち目の人生ということになって好ましい状況ではありません。
そのため、火を生じる燃料である木質の寅や卯、甲や乙があると暗くなる太陽を少しでも輝かせる役に立ちます。
別の考え方をしますと、夕日の残照を印象深く少しでも永らえられる現象は、大海や湖(壬)に夕日の光りを写し出すようにすることです。
つまり、丙申日生まれの人は、そこに留まっていては沈むのを待つばかりで発展性がありませんので、生まれた環境から離れてしか成功できません。
分かり易く言えば、若くして出来るだけ早く両親の元を離れ、他所の土地(特に海外)に行くことをお勧めします。
★吉星
乙・・・玉堂星
甲・・・龍高星
寅・・・天貴星
卯・・・天恍星
甲・・・石門星
★凶星
癸・・・牽牛星
戊・・・鳳閣星
己・・・調舒星
※人生の特徴
品性が良く、風流な心を持っているひとです。
物事に固執し、何でも自分のものにして離そうとしない。
時代物(歴史小説)や伝記などの執筆に才能を発揮します。
2015-03-04 創喜