算命学10分レッスン(548日目)自然との対比
干支番号34番『丁酉』
丁酉を自然に例えますと、丁は地上の小さな火(焚き火、蝋燭の火など)を表します。
酉は陰の金質で、宝石とか宝玉などを表しますが、時間的な意味としては1年の単位では秋、1日では夕方5時~7時頃です。
丁は小さな火ですから、太陽の光りが照り付けている間は目立ちません。
いわゆる昼行灯の状態です。
しかし、夜になると丁は光りを発揮しますので、周りがその存在を認識することになります。
算命学ではこれを『瑠璃の燈光』と言います。
一方、昼生まれの人は、太陽が出ていますので目立ちません。
太陽に逆らって輝こうとすると、不運が訪れることになってしまいます。
大きく儲かると家族の誰かが不幸な目に会うとか、幸せが手に入ると病に倒れたりします。
しかし、平凡な日々を送っていれば平穏です。
丁は小さな火ですから、雨や露など癸の水質に会うと消されてしまいますので、よく有りません。
しかし、壬の水質は大きな水で海・湖ですから、ちいさな火が水面に浮かびその光りを水面が反射している幻想的で綺麗な姿です。
このことから、丁酉生まれの人は、聡明で学芸に秀でているとみます。
★吉星
壬・・・牽牛星
乙・・・龍高星
甲・・・玉堂星
寅・・・天極星
卯・・・天胡星
★凶星
癸・・・車キ星
亥・・・天報星
子・・・天馳星
丑・・・天庫星
※人生の特徴
書道や文芸、文学に才能があります。
文学といっても小説などではなく、翻訳家としての才能です。
甲や乙が無いと、創造力はありません。
2015-03-05 創喜