算命学10分レッスン(550日目)自然との対比
干支番号36番『己亥』
己亥を自然界に例えますと、己は陰の土質で田畑を表します。
亥は陰の水質で、小さな水の塊り(雨・小川んど)の意味です。
柔らかい土に水があるのですから、泥にまみれた水、泥水です。
泥水は丑などの湿度と違って水が多過ぎるので、物を育てる以前の状態ですから、他の干支の助けが無いと自立が出来難いと見ます。
その意味で、もの(子供なども含む)が成長してしまうと泥水としての役割を終えてしまうのです。
ですから、子供を育てる女性は、子供が一人前になり巣立って行くと、そこで(40才~50才くらい)役割を終えたことになるので、短命とみます。
しかし、他の干支に吉星があれば人間的に優れた人物となります。
とにかく、己亥はものを育てる手前の段階に必要なパワーですから、ものごとが出来上がっていない状態の時に活躍します。
つまり、動乱期から平和な時代へ移る段階、あるいは平和な時代から動乱の時代への過渡期など、物事が定まらず動いている時が活躍できる時です。
平和な時代あるいは完全な動乱期など、定まった時代背景では活躍できないのです。
算命学は非情の学問ですから、包み隠さず干支を見立てると、こんな結果になってしまいます。
己亥日生まれの人にはショックかもしれませんが、そこはしっかりと自分の宿命を認識し、自ら運命を改善されることを期待します。
算命学は、宿命(生年月日=変えられない)×環境(生きて行く環境=自分の意志で変えられる)=運命 なのですから!!!
★吉星
丙・・・玉堂星
丁・・・龍高星
寅・・・天極星
午・・・天禄星
巳・・・天将星
未・・・天南星
★凶星
壬・・・司禄星
癸・・・禄存星
庚・・・調舒星
辛・・・鳳閣星
※人生の特徴
仕事運に恵まれず、仕事で苦労する。
人生の途中で挫折しやすく、運勢の改善が必要です。
特に女性は短命になりやすいので、改善は待ったなしです。
2015-03-10 創喜