算命学10分レッスン(552日目)自然との対比
干支番号38番『辛丑』
辛丑を自然界に例えますと、辛は陰の金質で宝石や玉、はさみなどの小さな刃物を表します。
丑は陰の土質で、早春の雪解け水をたっぷり含んだ泥土です。
泥土の上に思い宝石が乗っていたらどうなるでしょうか。
自然に考えれば、泥の中に沈んでしまうでしょう。
こう考えるのが、算命学と自然を結びつける思考なのです。
辛は空間ですから、肉体を表しますので、その辛が沈むということは、人間に当て嵌めて考えると、世の中(社会)から埋没してしまうということになります。
しかし、丑の28元には辛がありますので、空間の辛を下から支え、泥土の中に埋没するのを防いでいますので救われるのですが、現実の世界でもし兄弟がいない一人っ子の場合、支えが無いので埋没してしまいます。
埋没するという現象は、現実世界では引き篭もりという形になります。
軽い現象でも、良い面や長所が目立たないということになります。
また、水質が多すぎる冬生まれや土質を剋される木質の春生まれは、水質が良くありませんが、太陽が燦燦と輝く夏、および乾燥する秋は、水を蒸発させる力が強いので、水を補充するために陰の水質と水質を生む陰の水質が吉星となります。
★吉星
○冬・春生まれ
丙・・・牽牛星
丁・・・車キ星
★凶星
○冬・春生まれ
壬・・・調舒星
癸・・・鳳閣星
★吉星
○夏・秋生まれ
壬・・・調舒星
癸・・・鳳閣星
子・・・天貴星
亥・・・天恍星
★凶星
○夏・秋生まれ
丙・・・牽牛星
丁・・・車キ星
※人生の特徴
知恵が高く聡明ですが、暗い性格です。
孤独を感じず、孤独を楽しむタイプです。
一人っ子あるいは、同性の兄弟がいない場合、辛金のエネルギーで改善するか、同性の親友を持ちましょう。
2015-03-12 創喜