算命学10分レッスン(555日目)自然との対比
干支番号41番『甲辰』
甲辰を自然界に例えますと、甲は陽の木質ですから樹木です。
辰は、陽の土質で、河口付近に出来た耕作地(畑・田)です。
辰の中の28元は、乙・癸・戊です。
乙は根、癸は恵水、戊は根をしっかり張るための土です。
日柱に全ての要素が揃っていますので、自力で人生を送れる人です。
他の干支に丙と庚があれば、自力で幸せを手繰り寄せられますが、水質や土質を多く持つ人は、貧しい老後を送るか、若くして命を落すかする危険があります。
甲辰は運気が上昇する時は、ジワット上がりますので、何となく地味な感じがしますが、基本的には立派な運勢なので、松ノ木に例えられます。
女性の場合は、配偶者に恵まれない場合が多いようです。
その理由は、甲辰の十二大従星は天堂星で、甲の干合は己となります。
配偶者からみて自身の日支の辰と干合(配偶者の星)は天堂星で、同じ十二大従星を持つ夫婦、つまり同格の関係の夫婦となります。
同格夫婦というのは、友だち同士のような夫婦関係なので、2人の間に遠慮がなく喧嘩をしてもどちらかが譲歩するということがありません。
本来このような同格夫婦の場合は、どちらかのエネルギーが弱いということで、夫婦の関係が保たれるのです。
★吉星
丙・・・鳳閣星
甲・・・車キ星
辛・・・牽牛星(
★凶星
壬・・・龍高星
戊・・・禄存星
戌・・・天印星
※特徴
宗教的な考え方が強く、先祖を大切にする人です。
天堂星の人は、若い頃から老人にすかれ、また老人の心を上手に掴みます。
親しい老人が常に身近にいる人生です。
2015-03-17 創喜