算命学10分レッスン(557日目)自然との対比
干支番号43番『丙午』
丙午 を自然界に例えますと、丙は陽の火質ですから大きな火あるいは太陽です。
午も陽の火質で、大きな火あるいは太陽ですが、地支にありますから、丙の天上の火と午の地上の火が相会する「中天の烈光」と言っています。
火質が猛烈に多いため、土質に洩らすか水質あるいは水質を生ずる均質で剋するかして、火質を弱めることが急務です。
また、丑の害や子の対冲は、この干支に関しては良いとされています。
丙午は帝王の星と言われ、何があってもびくともしない干支です。
しかし、木質や火質が他の干支にあると、火質をますます強めることになり、人生が破綻したり夭折したりしやすくなります。
社会で活躍する男性には基本的に良い星ですが、女性が持つと少し厄介なことになります。
丙午は昔から『ひのえうま』と言われ、丙午生まれの女性は敬遠され、この年の出生率が下がることが知られています。
しかし、それは生年の話しですから、少し見当違いな感じもします。
あくまでも日柱のことですから、間違えないようにしてください。
丙午日生まれの女性に育てられた子は、その子の宿命に関わらず、親のエネルギーが強すぎて伸びることができません。
また、健康に関しても、親の火質が強すぎて、子供の水分まで取ってしまうということから、呼吸器系統に難が出やすいでしょう。
午の対冲は火質を弱め、回りの人が災いに巻き込まれにくくなりますので、吉星となります。
しかし、対冲があると、配偶者には何かの災いが出ると思われますので、家庭運があまり良くない星であることは確かです。
もし、女性にこの星があれば、専業主婦になるよりも、社会に出て活躍する方が良いのです。
★吉星
辛・・・司禄星
庚・・・禄存星
子・・・天報星
壬・・・車キ星
戊・・・鳳閣星
己・・・調舒星
★凶星
丙・・・貫索星
丁・・・石門星
午・・・天将星
卯・・・天恍星
寅・・・天貴星
巳・・・天禄星
未・・・天南星
※特徴
男性も女性も肉親との縁が薄く、エネルギー的に孤独な環境で人生を送ります。
自然に王様のような振る舞いをしますが、女性の場合、家庭に入ることは良くありません。
2015-03-19 創喜