算命学10分レッスン(559日目)自然との対比
干支番号45番『戊申』
戊申を自然界に例えますと、戊は陽の土質ですから大きな土の塊り、つまり山です。
申は陽の金質で、鉄鉱石あるいは大型の刃物ですが、山の下に埋もれた鉄鉱石、鉄鉱石で出来た山などと考えれば、堅牢な敵の侵入を防ぐ要塞のような山だと考えられます。
申に内在する28元は、戊(貫索星)・壬(禄存星)・庚(鳳閣星)です。
これらの十大主星は、落ち着いた平和な命式ですが、月柱か年柱に乙があれば、人生が順調なものになります。
反して、火質・土質(龍高星・玉堂星・貫索星・石門星)が多くありますと、挫折する可能性が高くなります。
また、庚や辛があり丁があれば大成する器を持った人とみます。
水質が多すぎると、男性は妻に頼って生活を送るようなことになりかねません。
女性の命式に水質が多ければ、その女性は一族の犠牲者になってしまう可能性があります。
実家のために、好きでも無い人と結婚したり、一生独身で家族のために働いたりというようなことになりがちです。
水質の多い人は、水質を剋すか洩らすかですが、剋すには土質が必要ですからあまりよくありません。
木質に洩らすようにしましょう。
★吉星
庚・・・鳳閣星
丁・・・玉堂星
乙・・・牽牛星
甲・・・車キ星
★凶星
癸・・・司禄星
壬・・・禄存星
子・・・天報星
辰・・・天南星
※特徴
人および人間の社会生活を守る役目を持った人です。
人の平和守る頑固な要塞ですから、敵が侵入するのを防ぎ、平和を守るのです。
2015-03-23 創喜