算命学10分レッスン(560日目)自然との対比 

算命学10分レッスン(560日目)自然との対比

干支番号46番『己酉』

己酉を自然界に例えると、己は陰の土質で耕作地(田畠)です。
酉は陰の金質で、宝石やナイフなどの小さな刃物、あるいは小石や瓦礫などを意味します。
土の中に瓦礫や小石がある畑ですから、作物は根が張れず育ち難いということができます。
作物が育つためには、太陽の光はもちろんですが、雨や露などの水質が不可欠です。
天干の己の父は辛で、母は丙です。
丙と辛は干合して水質となるため、両親は恵みの源となり己酉の人は両親が健在中に幸せをつかみます。

なぜ丙が母かと言いますと、己の土質は火質から生じられる関係です。
丙と己からは母の星玉堂星が生まれます。
丙と干合する干は辛ですから、辛が父親ということになります。

この日に生まれた人は、両親が亡くなったあと自分の力で何かを始めたくなります。
しかし、失敗することが多いので、自分で何かをすることはしないで、人の力に頼って何かをすることが望ましいのです。

吉星
丙・・・玉堂星
丁・・・龍高星
壬・・・司禄星
癸・・・禄存星

凶星
戊・・・石門星
己・・・貫索星
庚・・・調舒星
辛・・・鳳閣星

※人生の特徴
作物(穀物)が採れない畑ですが、花や野菜などは採れます。
そのため、美しいけれども内容があまりなく、充実したことが出来にくい人です。
表面的には派手な感じがしますが、内面は地味にする人なので、暮らしも地味にしたほうが人生が安定します。

2015-03-24 創喜