算命学10分レッスン(566日目)自然との対比
干支番号52番『乙卯』
乙卯を自然界に例えますと、乙は陰の木質で草・花・蔦などです。
卯も陰の木質で、自然の形としては乙と同じですが、時間の概念である春の盛りの時期が付加されます。
乙卯は、天干が木質で地支も木質ですから、根がしっかりしている植物です。
十二大従星は天禄星で、一生懸命頑張る人ですが、気位が高く虚勢を張ったり、他人を見下したりします。
柔木として形が整っているのですが、整っているということは壊されることを恐れるということですから、対冲や刑あるいは害は良さを隠してしまいます。
庚も天干乙を剋すので一見良くありませんが、庚と乙は干合の関係で牽牛星が生まれるので、補佐役や参謀というナンバー2で才能を伸ばします。
基本的に乙は柔木ですから、踏まれても踏まれても元に戻る性質がありますので、病気をしても倒れても大丈夫です。
蔦は大木に巻き付いて成長するため、人間に例えると強い者や勢いの良い人に付いたりと人に迎合しますが、それは本心からではありません。
また乙卯は温厚で穏かな人となりですから、自分の気持ちを素直に表現するようにしなければ、ストレスが溜まります。
天禄星に座す星ですが、乙も卯も陰の星ですから、強い天禄星のエネルギーも陰的に働きますので、女性に向いた星とも言えます。
★吉星
丙・・・調舒星
丁・・・鳳閣星
午・・・天恍星
巳・・・天貴星
★凶星
辛・・・車キ星
申・・・天報星
子・・・天南星
庚・・・牽牛星(参謀になって吉)
※特徴
組織や集団の要となる人です。
会社で言えば、社長ではなく副社長あるいは専務や常務、組合などでは会長や理事長ではなく、事務局長などといった地位を得て活躍する人です。
2015-04-01 創喜