算命学10分レッスン(568日目)自然との対比
干支番号53『丙辰』
丙辰を自然界に例えますと、丙は陽の火質で大きな火・太陽です。
辰は陽の土質で、河口の田畑を表し、方向は東南東です。
東南東の太陽は、これから巳を経て南の丙の旺地に向かう位置にいるということです。
河口に開けた土地の上に太陽が輝いているのですから、作物である木質の甲があり、水質の壬があれば自然として理想的なかたちになり、人間に当て嵌めれば聡明闊達で人の上に立つような人になります。
しかし、真夏(月柱午)に生まれたり、真冬(月柱子)に生まれたりするとバランスが崩れます。
春(月柱寅・卯)生まれか秋(月柱申・酉)生まれが良いとされています。
丙辰は天南星ですから、強いエネルギーを持っていますので、バランスさえ崩さなければ運勢には強いものがあります。
女性は、生まれた実家よりも上流の家系に嫁ぎます。
それは、太陽がこれから旺地に向かうということからできた理論です。
丙は太陽ですから、一番の高みは午の位置というわけです。
吉星
壬・・・車キ星
乙・・・玉堂星
甲・・・龍高星
凶星
己・・・調舒星
子・・・天報星
癸・・・牽牛星
※人生の特徴
若い頃から運が開発され、晩年になればなるほど運が良くなります。
しかし、晩年はエネルギーが強すぎて周りがついて来れず、孤独運となります。
2015-04-03 創喜