算命学10分レッスン(571日目)自然との対比
干支番号56番『己未』
己未を自然界に例えますと、己は陰の土質で耕作地(田畑)です。
未も陰の土質で、自然の形としては南南西の乾いた耕作地です。
季節は夏と秋を繋ぐところにある耕作地で、稔りの場所です。
作物に欠かせないのは、雨水と太陽の恵ですから、癸と丙の干は必須の要素です。
丙の太陽がなければ、作物が不作になるように、人生も稔りの無い不毛の生涯となってしまいます。
雨水である癸が無くても同じです。
他の干に甲があると、己と干合し土質になりますので、土質の粘り強い本質が発揮され、人生も粘り強く実績を積み上げることになり、吉となります。
この他にも、干支に土質がありかつ金質があると、土生金と金質を育てることにつながり、大きな器を持った人物となるでしょう。
★吉星
癸・・・禄存星
壬・・・司禄星
丙・・・玉堂星
甲・・・牽牛星
辛・・・鳳閣星
庚・・・調舒星
子・・・天馳星
★凶星
己・・・貫索星
戊・・・石門星
午・・・天禄星
未・・・天南星
巳・・・天将星
※特徴
夏の終わりの畑なので、陽光には恵まれますが、水が不足しがちですから、水を大切に使うと発展があります。
水を具体的な現実としては財産と考え、財産を大切に使うということです。
2015-04-08 創喜