算命学10分レッスン(573日目)自然との対比
干支番号58番『辛酉』
辛酉を自然界に例えますと、辛は陰の金質で宝石・玉・小さな刃物(挟み・ナイフなど)です。
酉も陰の金質で、自然の形としては辛同様小さな岩・宝石・玉・小さな刃物(挟み・ナイフなど)のイメージです。
皇帝の祖先を祀る廟(酉)の表面に、辛の玉や宝石がちりばめられている様です。
このように辛は、高貴な人の墓の装飾に使われるので、次元が高い干とされています。
つまり辛の人間は次元が高いとされ、特殊な才能を発揮し成功する人が多いのです。
また、陽の水質で洗われれば輝きをますため、壬と癸の水質は吉となります。
しかし、戊や己があると、泥混じりの水隣宝玉を汚してしまいますので、凶となります。
辛酉は天禄星を生み出します。
そして、酉の28元は辛ですから、貫索星も生まれます。
ということは、自分は天禄星(11点)と力量が強く、次元の高い自分(辛)を頑固に守るところから、常に自分の方が高みにあるという意識が強く働きます。
そのため、女性なら夫を軽視する妻となります。
辛と干合する干は丙ですから、この人のパートナーは丙と酉で、天極星(2点)の力量の弱い太陽です。
11点と2点とを比べれば、力関係は一目瞭然です。
★吉星
癸・・・鳳閣星
壬・・・調舒星
子・・・天貴星
亥・・・天恍星
★凶星
戊・・・玉堂星
己・・・龍高星
※特徴
女性は頭が良く、結婚しない限り運気が良い人です。
男性は、前進力の欠け、物事が無に帰すことがあります。
2015-04-13 創喜