算命学10分レッスン(575日目)自然との対比
干支番号60番『癸亥』
癸亥を自然界に例えますと、癸は陰の水質で小さな水の塊り(雨・小川など)です。
亥も陰の水質で小さな水の塊り(雨・小川など)です。
癸亥は、天将星のエネルギーを持ち協力ですが、人生の成功不成功が人によって極端に差が出てしまいます。
天干地支ともに水質ですから、水質を洩らす木質があれば吉とします。
陰の木質乙が命式にあれば大成功をするでしょう。
しかし、巳の対冲があればエネルギーが撹乱され、人生は漂流します。
壬の水質、あるいは水質を生じる金質の申があれば、水が過剰になり川は氾濫しますので、人生は破運とします。
改善策としては、水質を木質に洩らすよりは、土質で剋すか火質で相剋関係を作り水質を弱めるかしたほうが良いとします。
また、月柱か年柱に癸亥があれば、『墨地双魚』といい、芸の道で中年以降大成功を収めます。
★吉星
甲・・・調舒星
乙・・・鳳閣星
寅・・・天恍星
卯・・・天貴星
★凶星
壬・・・石門星
癸・・・貫索星
申・・・天極星
酉・・・天胡星
※特徴
この人は自己表現をしない人なので、何を考えているか分からない人です。
以上で60干支の説明が一応終わりました。
この見方は、一つの見方として参考にしていただければと思いますが、陰陽五行論と相生相剋論を基本に、あなたの人生経験も加味した見方をすることも大切です。
次回からは、位相法をより深く掘り下げて解説しますので、お楽しみに。
2015-04-15 創喜