算命学10分レッスン(584日目)害法その1

算命学10分レッスン(584日目)害法その1

 

 

法その1

法とは、自然の気の流れを阻害する気の流れです。

地球上の気は、地球の自転によって西から東へ流れ(偏西風)ていますが、概念上その流れと直角に交わる気の流れを、自然の流れを害する流れとして、算命学では害法というエネルギーの分離条件として取り上げています。

今日からは、その害法について少し細かく説明して行きます。

法の理論

地球の形として円を書き、頂点を子として12等分し、それぞれ順に丑・寅・・・と書いて行くと、十二支が円周上に並びます。

それを現実の地球と見立てると、地球上の気の流れと同じように気が流れる組み合わせの支は、子丑、亥寅、戌卯、酉辰、申巳、未午と6通りになります。

この組み合わせを『支合』と言います。

厳密に言えば、自然の気の流れは西から東ではなく少し南に傾いているように見えますが、これは地軸が傾いていることさえも算命学が反映しているということで、現実と自然とのマッチングを元に作られた算命学理論の信頼性が裏付けられています。

合と直角に交わる気の流れが、『害法』で、自然で言えば順風を遮る障害物ですが、人間に例えると乱れた気ということになります。

合を乱す気の流れは、卯辰、寅巳、丑午、子未、亥申、戌酉の6通りになります。

法に当たる支の組み合わせは、命式表(宿命)のどこにあろうと害の現象が表れます。

その現象は主として病気という形で、空間(身体)の阻害要因として表れますが、身体に表れず行動の阻害要因として行動の現象になって表れる場合があります。

法は、男性より女性により強く表れるようです。

また、害と先に学んだ破が両方ある場合は、害の現象が倍化されますし、刑と害がある場合は、両方の現象が表れます。

明日からは、一つ一つの害について、細かく解説して行きます。

2015-04-27  創喜