算命学10分レッスン(591日目)対冲(たいちゅう)その1

算命学10分レッスン(591日目)

 

冲(たいちゅう)その1

対冲は、円を12分割し時間の概念である12支を、頂点を『子(ね)』として上から順に右回りで配置した図形で、互いに向かい合った支との関係を言います。

この対面同士の2つの支は、質的関係は相剋関係で、陰陽論的には陽と陽、陰と陰の反発関係にあります。

ぶつかり合う2つの支の組み合わせを命式に持っていたり、後天運で回ってきたりする場合は、気に大きな乱れが起きますので、それに伴った不都合な現象が現れることになります。

この現象は、これまでの破や刑、害などのように自分自身で完結するものではなく、相手(特に親族)関係において起こる場合が多く、改善策を講じた方が良いでしょう。

対冲には、下記に挙げる四正・四勢・四庫の3種類があります。

1、四正対冲・・・子午  卯酉 の2組

2、四勢対冲・・・申寅  亥巳 の2組

3、四庫対冲・・・戌辰  未丑 の2

次回からは対冲で現れる様々な現象を解説して行きます。

2015-05-06 創喜