算命学10分レッスン(592日目)対冲その2
対冲(たいちゅう)その2
1、年柱と月柱が対冲関係
(下記命式表のAとBが対冲関係)
日 月 年
柱 柱 柱
○ ○ ○
□ A B
●現象
親との縁が薄く、親元から離れやすい宿命です。
いつまでも親元にいると、運が伸びないので、早く親元から離れたほうが運を伸ばせます。
また、東(年柱)は社会(環境=親・友人・会社)などの位置としての意味がありますから、そことの関係にも問題が出やすいと考えられます。
つまり、会社との関係があまり上手く行かないとか、友人が出来ないとかです。
2、対冲が日柱と月柱にある場合
(下記命式表のAとBが対冲関係)
日 月 年
柱 柱 柱
○ ○ ○
A B □
●現象
自分の配偶者と実の兄弟姉妹との間に問題が置きやすくなりますので、結婚してから兄弟姉妹との同居は厳禁です。
自分にとっては、5年~10年間もの間、原因の良く分からない長患いをしやすくなります。
慢性病にかかりやすいということなので、体質占技等を詳細にチェックしてください。
3、対冲が日柱と年柱にある場合
(下記命式表のAとBが対冲関係)
日 月 年
柱 柱 柱
○ ○ ○
A □ B
●現象
自分の親と配偶者との間に問題が起きやすくなります。
親との同居は避けたほうが良いのですが、同居しなくても嫁姑あるいは舅問題が起きますので、恋愛占科の配偶者と姑舅の点数比較をして対策を立てることをお勧めします。
2も3も、現象としては自分以外の人間関係ですが、その原因はあなたの命式ですから、他人事ではありません。
男性の場合は、嫁姑の争いごとに巻き込まれ、自分が真ん中に挟まって被害者のような立場に立たされることがありますが、実は被害者ではなく原因の大元であるという自覚を持つ必要があります。
日柱と年柱に対冲がある人は、結婚する時にはこのようなリスクの対策をしてください。
また、初代運でこの対冲がある人は、親が元気なうちの結婚は配偶者を不幸にする可能性が大きいという自覚が必要です。
これらの現象を少しでも和らげるための改善策があります。
改善策の理論は、天剋地冲の項でアップします。
2015-05-07 創喜