算命学10分レッスン(実践編)維新の会の結末
算命学を学んでいる皆さん。
算命学の鑑定結果は、長いスパンで見なければなりません。
今日鑑定したからといって、明日や明後日に結果は出ません。
結果が先にあるからこそ、改善策が打てるのですが、逆に「占いの結果なんて出ないじゃないか」とたかを括って改善策を講じない人が圧倒的に多いのも事実です。
この現象は、私がいつも言うように、自分で占わないから、現実的な未来として捉えられないことにあります。
だからこそ、自分で自分の命式を読めるように勉強していただきたいのです。
近日、橋下大阪市長が住民投票に負けました。
負けるか勝つかという鑑定はしていませんでしたが、昨日も紹介した私のFC2ブログ、2012年10月3日の記事に、維新の会に言及したものがあります。
鑑定勉強の参考になればと思い転記しますので、是非あなたの鑑定技量のアップにお役立てください。
FC2ブログ 2012年10月3日の記事(記事番号19)
橋下大阪市長が2012年9月28日に、日本維新の会を設立しました。
この政党が今後どうなるのか、算命学で占ってみます。
設立日から算出する算命学的な命式は、日柱壬辰・月柱己酉・年柱壬辰です。
よりによってこの日を選ばなくても、というような日を橋下氏は選んでしまったようです。
天中殺が午未、初旬大運が庚戌ですから、陰占からみても日柱、年柱が対冲(破運)からのスタートとなりますし、全ての柱が業(因縁)を持った干支です。
宇宙盤も結果(現実)のみを重要視しする傾向を示していますので、発想やひらめきを思考のベースとする橋下氏とは全く正反対です。
ということは、この政党は彼の主導ではなくなる、ということを暗示しています。
現実主義者に主導権を取られる可能性が高いということです。
また、陽占を見ますと、初年期と老年期に天庫星があります。
幼くして生存の危機を体験することの暗示です。
これを基本に諸般の状況から判断しますと、5年以内に解散(命を落す)する可能性が高いということになります。
思いつきでものを言う政治家と、その人気を利用しようとする現実主義者を組み合わせた政党ですが、現実主義者の勝ちということになります。
ただし、この勝ち負けは政党内の問題であって、選挙の勝ち負けではありません。
維新の会の人気にあやかろうという現実主義者たちは、政党内の主導権争いには勝つものの、選挙では負けるでしょう。
この政党の特色を貴幼法でみますと、中心星が玉堂星です。
何かにつけて、理論や理屈を振りかざし、他人の話の中につじつまの合わないところを見つけると、すかさず指摘します。
しかし、自分の行動や意見の不合理さを指摘されると、すぐにつじつまを合わせるのです。
時には、理屈のための理屈をひねり出し、もの事の本質ではない枝葉末節な部分を取り上げ、屁理屈をこねて批判したりします。
ものごとの本質が分かっていないのではなく、知っていながら自分の要求を通すために、屁理屈をこねるのです。
思考方法は知的ですが、理屈だけで世間を渡ろうと、小手先だけの生き方になってしまう恐れがあります。
ということになります。
この政党には、見せかけの理念はあっても、本当の理念はないようです。
そうすると、私たちに国民にとって、役に立つ政党ではないということになります。
2015-05-19 創喜