算命学10分レッスン(601日目)融合条件その6
融合条件5
●半会
半会は、三合会局になる支の組み合わせに、1つだけ支が足りない形を言います。
力量としては、三合会局の半分と言われていますが、常に三合会局にリーチの状態です。
最大パワーの三合会局にもう少しの状態ですから、強いエネルギーを感じながら、何となく物足りなさが心の片隅に存在しています。
そのため、他人から見ると、ふわふわしているように見えます。
半会は土質を含んだものと、土質を欠いたものの2種類に分けられます。
土質を含んでいないものを『正気半会』と言い、土質を含んだものを『雑気半会』と言います。
★正気半会
土質を含まない半会で、下記の4種類があります。
・半会木局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、亥と卯があるもの。
・半会火局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、寅と午があるもの。
・半会金局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、巳と酉があるもの。
・半会水局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、申と子があるもの。
◎正気半会所有者に現れる現象。
1、物事を行う場合、手段や方法を間違いやすい。
(現実的な思考や対応が出来難いため)
2、幅広く活躍する見事な力量を持っていますが、現実に即して行動することが出来ないため、時として、他人には狂人のように映ります。
そのため、狂人扱いされることもあります。
3、その人を取り巻くオーラの輪郭がはっきりせず、ぼやっとした印象を他人に与えることもあります。
●雑気半会
土質を含む雑気半会には、下記の8種類があります。
・半会木局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、亥と未があるもの。
命式の3柱のうちのどれか2柱に、卯と未があるもの。
・半会火局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、寅と戌があるもの。
命式の3柱のうちのどれか2柱に、午と戌があるもの。
・半会金局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、巳と丑があるもの。
命式の3柱のうちのどれか2柱に、酉と丑があるもの。
・半会水局
命式の3柱のうちのどれか2柱に、申と辰があるもの。
命式の3柱のうちのどれか2柱に、子と辰があるもの。
◎雑気半会所有者に現れる現象
雑気半会は、文字通り雑な気を含んでいますので、正気半会よりも現れる現象がゆるいことが特徴です。
正気半会所有者よりも、正常な一般人に近く見えますが、狂人的な異常性が消えた訳ではありません。
狂人的な異常性が、突然現れることがあります。
<補足事項>
三合会局の天干が、全て同じものを大三合会局と言い、半会の天干が2つとも同じものを大半会と言います。
この2つに現れる現象は、それぞれの融合条件と同じですが、より強く現れると考えてください。
2015-05-21 創喜