算命学10分レッスン(602日目)守護神法その1
守護神法
守護神見取り法
守護神をみる場合、命式表(宿命)全体で見取る方法と、自分自身の存在すなわち日干から見る見方の2つがあります。
また、そのほかの詳細な判断方法もありますが、複雑になりすぎて返って混乱しますので、一番利用価値のある日干から導く基本の理論と方法を学びます。
守護神は、自分自身が人生の窮地に陥ったとき、文字通り守ってくれる宇宙のエネルギーです。
そのエネルギーは、命式表に内在しているので、普通は意識していませんし、普段は意識する必要もありません。
しかし、窮地を脱した後になって、あの時は守護神回りだったので救われた、などと気が付くこともあります。
気が付くということは、算命学を勉強しているということなので、算命学を勉強していない人には関係ない話しです。
私は、守護神法の知識を、事の後になって知るということに意味を見出せません。
守護神は、積極的に活用してこそ意味があると思うからです。
これまでに、改善策で用いる干支については、日常の勉強の中で折りに触れてお話ししたと思いますが、守護神は改善策というより、自分が果てしなく堕ちていくのを正常な世界に留めてくれるエネルギーだと捉えたほうが良いのかもしれません。
いずれにしろ、算命学理論の一部を構成する理論ですから、算命学を学ぶ皆さんにはいずれ必要となる知識です。
守護神法は、日干の質を自然に置き換えて考察するところから出発します。
とくに、木質は自然の移り変わり(季節)とともに、著しく状態が変化します。
そのため木質については、木質全体を表す理論と、各季節ごとに変化する木質の各論をしっかり押さえなければなりません。
そのため、木質の総論から、守護神法の勉強は入っていくことにします。
次回は、木質総論です。
2015-05-25 創喜