算命学10分レッスン(606日目)守護神法その5

算命学10分レッスン(606日目)守護神法その5

 

 

守護神法その5

3、秋木論

月(申月・酉月・戌月)生まれの木質は、果実を結び葉を枯らしやがて葉を落として死ぬ位置にあります。

初秋(申月=8月)は、秋の気配があるもののまだまだ夏の熱気(南方の火質)が残っていますので、水質(金生水)と土質(火生土)の相生する2つの質が良いとします。

中秋(酉月=9月)は、たわわに実った木の実が熟しますので、刃物(金質)で切り取ることが必要です。

季節が晩秋(10月=戌月)に進むと、火質が無くなり寒さが増して霜がふる時期となりますので、火質が大きくなることが良いとします。

寒さの入り口の戌月には、木質には必要な水質が多いと返って仇になります。

木が弱っているときだけに、溢れる水に流され身を任せざるを得ない状況になるのです。

生まれの木質は、火質があることで実りを成就させ、宿命に木質が多いとそれだけ果実が多く採れるので、沢山の財産が築けることになります。

しかし、木質は土質が多過ぎると金質を多く生み出しますので剋されてしまい、これを人間に当て嵌めて、自立能力の喪失としています。

そして、金質が多く有りすぎると良くありませんが、金質が多くある場合は、金質の洩気の水質を守護神とします。

まとめますと、3段階に分類できる秋生まれの木質の守護神は、火質を格上の守護神とし、土質・金質・水質の守護神は、格下とします。

2015-05-29 創喜