算命学10分レッスン(613日目)守護神法その12

算命学10分レッスン(613日目)守護神法その12

 

 

守護神法12

6、未(月支)月の甲(日干)

月(7月)は夏至点から後の時期で、午(太陽)が盛りを過ぎ徐々に力を失って行く段階になりますが、甲の樹木は良く繁っています。

このため、庚をまず守護神に取り、樹木を整えます。

庚が強過ぎると、樹木を傷付けてしまいますので、その場合は丁を先に守護神として取ります。

月生まれの甲の人の命式に、癸と庚があれば格上の守護神となり、また庚・丁がどちらともあれば、これも格上の守護神として扱い、大きな富と尊敬を受ける人になります。

しかし、命式に丁も癸も多くあると、凡人になってしまいます。

また、宿命に金質が多くあると、若くして大きくお金を儲けますが、晩年になると富みを失い貧乏になってしまいます。

ただし、金質が多くあっても、命式に金質を剋す火質の丙と丁の両方をもっているか、金質から漏れる水質の癸と壬をの両方を持ち、木質を生じるのであれば、若いときに貧乏をしても晩年には金持ちになります。

宿命が、丙・丁・巳・午・未の火質だけから成っている場合は、特異な人となり特別な才能を持ち、学芸に秀でた優秀な人になります。

しかし、後天運が北方の水質の地に回ると、極貧になるとともに若くして命を落とすことになります。

また、上記のように火質だけの命式の中に、一つだけの水質がありますと、いくら学才があっても世に出ない内に亡くなってしまいます。

干・地支全てが火質の人は、戊・己・辰・戌の土質が回るときに成功を納めます。

まとめ

月の甲の基本守護神は、

1、癸 2、丁 3、庚  です。

2015-06-09 創喜