算命学10分レッスン(615日目)守護神法その14

算命学10分レッスン(615日目)守護神法その14

 

 

守護神法14

8、酉(9月)月生まれの甲(日干)

(月支)月生まれの甲は、死ぬ寸前の状態で極限ま弱っています。

その上、酉月は金質が最も隆盛となるところですから、木質の甲は剋されるままです。

そのため、金質を剋する丁を最初の守護神に取ります。

さて、酉月の季節は晩秋ですから、太陽が日に日に力を落とし、冬に向かって行く季節です。

木質にとっては太陽は欠かすことができないものですから、その季節を調和させるために、丙が2番目の守護神となります。そのため、金質を剋する丁を最初の守護神に取ります。

晩秋の木は、その活力を失い、再び活力を取り戻し生気を得るには、長い長い冬を越えなければなりません。

活力を失った木は、枯れた木として役に立てるためには、刃物(金質)で木材に仕立てる必要があります。

ただし、庚が命式にありましても、それを鍛える丁がなければ、庚の力は散逸してしまいますので、やはり丁は必置の要素です。

そのため、酉月生まれの甲は、丁・丙・庚の3つがあることを最上格の守護神とします。

もし、丙が無く、丁と庚だけが命式にあるだけでも、かなりの地位に上ることができますが、これに癸が加わると守護神の丁が剋され、地位を得ることは難しくなります。

がない場合は、同じ金質の丙で守護神は代用できますが、丁の守護神としての力には到底及ぶものではありません。

下の守護神ということになってしまいます。

この場合には、財は手に入りますが、品格に欠ける人となり、金質を剋す丙も丁も無く、庚・辛だけが命式にある場合は、甲は傷つけられるままで救われる道がありません。

その場合は、信心(カルトはいけません)の道でのみ救われます。

命式に金質がなく、丙があり、癸がなければ、富も品格も揃うでしょう。

しかし、癸が命式にある場合は、普通の人として一生を送ります。

・辛が命式になく、丙か丁があり、戊・己が1つづつあれば、晩年には素晴らしい財運を掴みます。

柱・年柱に日柱の甲と同じ木質の甲・乙があり、地支が木局の会局となる場合は、庚を守護神の1番目として、2番目が丁、3番目が丙となります。

・辛の金質に囲まれた命式でも、1つだけ水質がある命式の場合、申月と同じく殺印相生格に入格するとみます。

秋の木質は、庚が必要ではありますが、丙・丁のない人にには、金質が凶を呼ぶことになってしまいます。

まとめ

月生まれの甲の守護神は、

1、丁 2、庚 3、丙 です。

2015-06-11 創喜