算命学10分レッスン(621日目)守護神法その20

算命学10分レッスン(621日目)守護神法その20

 

 

守護神法20

14、卯(3月)生まれの乙(日干)

月は3月ですから、寅月と同じようにまだ寒さが残っていますので、守護神は丙に太陽と癸の雨・露の水です。

と癸が命式にあり、これらを剋す干が命式に無ければ、大金持ちにもなり名誉名声も得られる素晴らしい人生になります。

木は卯月になると、庚を特に嫌います。

庚が卯の28元乙と干合し、庚の力が大きくなってしまう上に、日干の乙とも干合するため、乙(自分自身の形)の形が無いことと同じ意味合いになってしまうからです。

ですから、庚が命式にある場合は、例え丙と丁があっても、守護神として何の役にも立たなりますので、ただの平凡な人生しか送れません。

・癸が無い場合は、丁・壬を守護神として取ることができますが、丁と壬は干合関係にあり、丁の力が無くなりますので、丙・癸の守護神よりも遥かに格下の守護神となります。

命式に癸があって守護神に取れる場合、地支に辰や未のあることを特に嫌います。

もし、未や辰の地支があると、例え守護神があったとしても、凡人の人生を歩むのみとなります。

地支の亥卯未の三合木局が会すれば、命式に丙の守護神がなくても、癸が一つだけあれば、品格の優れた人となります。

加えて丙があれば尚良い形と言えます。

しかし癸を剋す戊が多くある人や、丙があっても相剋関係の壬や癸が多い場合は、すべて格下とみなします。

まとめ

月生まれの乙の守護神は、

1、丙 2、癸 です。

この2つの干が、年干と大運の干、あるいは、月干と大運の干というように、日干を挟んで2つともに出た場合が最高位の守護神ですが、月干と年干に出ていても守護神は守護神です。

2015-06-23 創喜