算命学10分レッスン(627日目)守護神法その26

算命学10分レッスン(627日目)守護神法その26

 

 

守護神法26

20、酉(9月)月生まれの乙(日柱)

の月は9月ですから、太陽が赤道を通る秋分があります。

そのため、秋分の前と後で守護神を考える考え方に違いがあります。

秋分の前はまだ夜よりも昼間の時間が長いため、まだ多少暖気(火)が残っていますので、乙の草木には癸の雨露が必要です。

ですから、まず癸を守護神に取ります。

しかし、秋分の後の短日(夜の時間が昼間の時間より短い)に入る時期には、金質が極まり季節は冬へと向かいます。

従って、酉月の秋分の日以降は、丙を守護神に取ります。

つまり、同じ酉月生まれの乙でも、秋分の日の前に生まれた場合は、癸をまず守護神に取り、補佐を丙とします。

そして、秋分の日以降に生まれた場合は、丙を先に取り次に癸を守護神とします。

地支に金質がある場合、生きた草木の根が傷つけられますので、丁で金質を剋さなければ草木が充分に根から栄養を得ることができず、死んでしまいかねません。

があれば良いのですが、もし丁がなければ金質から生じる癸が必要になります。

地支に質があって、辛・丁・癸の3つが揃っていれば、名誉・名声を得られる格になります。

ただし、金質が地支にあっても、水質・火質がなければ苦労して手に入れた富、更に命も失うような命式と言えます。

干に癸があり、大運か年運に丙が回ってくれば、文筆家・歴史家・学者などになれば大成します。

まとめ

月生まれの乙の守護神は、

1、癸 2、丙 3、丁 です。

秋分の日境に、1と2は入れ替わります。

2015-07-01