算命学10分レッスン(629日目)守護神法その28

算命学10分レッスン(629日目)守護神法その28

 

 

守護神法28

22、亥(11月)月生まれの乙(日柱)

の月は、木質である乙がまだ生気を受けていない時期ですが、根底のところでは寒さにじっと耐え、実態は見えませんが気を保っている状態です。

そのため、少しでも暖かさを得るため、守護神は丙(太陽)に取ります。

また、亥は水質であり清流もしくは小川と考えると、やがてその流れは大河になり大海へと注ぐことになり、土中にしっかりと根を張りたい乙にとっては、是非とも土質の戊が必要でう。

そこで、戊もまた守護神に取ります。

と戊が命式にあれば、立身出世は間違いありません。

また、戊がなかったとしても、丙があれば学問の道で成功します。

28元の中に丙が多ければ、大運や年運が南(巳・午・未)を回った時に、運が上昇します。

しかし、乙は先にも述べましたように、土中に根を張れなければ存在そのものがおぼつきません。

つまり、土質(戊・己)がなければ根無し草、あるいは水に浮かぶ水草のような存在になり、これは人間に当て嵌めますと、健康に問題が起こるということを意味します。

ただし、先にも述べましたように、戊・己が無かったとしても、壬・癸の水質が命式に無ければ、ほとんど問題は起きないと考えます。

水質が命式に多く戊が無ければ、浮き草のような流浪の運勢となり、配偶者に恵まれなかったり(結婚できない)子供が出来なかったりします。

や己が多すぎる場合も、土中の木質の気を押さえつけ、外に出られないように働くため、同じような現象が見られます。

しかし、戊・己が多い場合には、命式に戊を剋す甲があれば、才能豊かで知的な人となります。

この場合、男女を問わず、争いごとを好むことが特徴で、自分が関係する身近なことにはやたらと横車を押す人となります。

支に木質がある場合、春の木と同じように扱うので、丙より先に戊を守護神に取ります。

また、地支に木質があり、丙・戊の守護神が無い場合にも、それなりにかなりの成功を納めることができる人ですが、反面自滅しやすい質でもあります。

まとめ

月生まれの乙の守護神は、

1、丙 2、戊 です。

2015-07-06