算命学10分レッスン(635日目)守護神法その34

算命学10分レッスン(635日目)守護神法その34

 

 

守護神法34

28、巳月(5月)生まれの『丙』

月は夏の盛りの少し手前ですが、旺地ではないため純粋な火質の時期ですから、見ようによっては旺地の丙の時期よりも火質の勢いが強いと考えられます。

質を弱める水質の壬を守護神に取ります。

また、水質を生じる庚を守護神の補佐としますが、同じ金質でも辛は補佐に取れません。

は丙と干合して丙の力そのものを無くしてしまうからです。

が命式になく、亥だけが命式にある場合は、亥の28元にある壬は用を為しません。

亥と巳の対冲で亥の力が無くなるからです。

が命式にあれば、申の28元にある壬を守護神に取ることができます。

質の申には、壬の生じる庚が含まれているのと、申と巳が支合の関係だからです。

命式に壬と庚があれば、必ず立身出世栄達し、その恩恵をフルに受けられます。

が無い場合は、徳が隠れ地位を損なうようなことも起きるでしょう。

が無い場合は、癸を守護神に取ることもできますが、格が下がるため、富か人徳のどちらか1つしか得られません。

柱丙で巳月生まれの人で、壬も癸も無い場合は、愚かな人となり、更に火質を生じる甲・乙がある人は、出家の道に人生を見出すことになります。

また、庚・辛だけが多い場合、金持ちにはなれますが人格者にはなれません。

この場合は、甲・乙が無い場合のみです。

生まれ日が午で、生まれ月が巳の場合で壬が多く、戊が無い場合は『陰刑単殺格』と言い、無頼の徒(アウトロー)の世界で成功します。

また、地支に水質があり、壬が多く命式にあれば、戊が守護神的な役割を果たしますが、もし戊が1つも無い場合は、『陰刑真重殺格』と言い、犯罪者の命式です。

まとめ

月生まれの丙の守護神は、

1、壬 2、庚 3、癸  です。

2015-07-16