算命学10分レッスン(639日目)守護神法その39

算命学10分レッスン(639日目)守護神法その39

 

 

守護神法39

33、戌月(10月)生まれの丙(日柱)

月は季節が、秋から冬へと移り行く節目に当たります。

質は土質ですから、丙の火質を洩らし陽の火質を弱める働きがあります。

沈み行く太陽(丙)は、湖海の皆もに残光を映し、少しでも命を永らえなければなりませんので、水質を濁す土質を剋す木質の甲・乙を守護神に取ります。

これまで守護神だった壬は、この時期には補佐に回ります。

そのため、甲と壬が命式にあれば、富と地位ともに揃った人物となります。

が無い場合は、癸を守護神に取ることができます。

しかし、癸を守護神とした場合、立身出世するためには前途多難な道のりとなります。

守護神としては、天干にあるのが望ましいのですが、28元にある場合は、優秀な秀才に留まり、国の高級官僚には一歩及びません。

甲が28元にある場合は、天干に庚があるか無いかでパワーが変わります。

が命式に無ければ世に出ることができますが、無い場合は稼ぎが悪く貧乏になります。

が命式にある場合、戊が命式にある場合は、壬の水質が土質に濁されるので、性情が濁ってしまい狡賢い人となりとなります。

も壬も癸も無い場合は、格が相当に低いとみます。

・壬の守護神があったとしても、庚・戊があれば凡人になります。

質・土質しか無い場合は、戌の土質が虚となりますので、故郷を離れたり家系の後を継げない状況になったりします。

この命式を持つ場合は、庚・辛・壬・癸を守護神とします。

まとめ

月生まれの丙の守護神は、

1、甲 2、壬 です。

2015-07-23