算命学10分レッスン(640日目)守護神法その40
守護神法40
34、亥月(11月)生まれの丙(日柱)
亥月の丙は、太陽が完全に地の中に隠れ、その存在が失われます。
そのため、寒さが増すため、火質を生じる木質の甲を守護神に取ります。
また、亥は水質の旺地(勢いが強い)であるため、火質を消してしまいますので、水質を剋す土質の戊を使って、亥の力をコントロールします。
木質の力が大きい場合には、亥月の木質の場合に限り庚で剋してはいけません。
庚は水質を生じるため、亥月の水を盛んにしてしまうからです。
但し、亥・卯・未と三合会局する場合には、庚で剋さなければ運が開けません。
丙は強い火質なので、壬のコントロールから離れられませんが、水質が強過ぎる場合には戊の土質で抑えますが、木質で火質を強める必要もあります。
亥月は、壬と相まって天禄星を生み、大きな力量になりますので、壬よりも甲を先に守護神として取る理由です。
辛が命式にありかつ辰が命式にあれば、大きな名誉名声を得ます。
従財官格的になるのですが、水質が多く辛に囲まれる丙は、従官格が成立する可能性が相当高くなります。
そのため、この命式をもっている場合、従財官格か従官格になり得るということを考えておくと良いようです。
また、壬が多く甲が無い場合は従殺格に入ります。
これは、官僚になれるという格です。
ただし、従格は玉堂星や龍高星がある場合は、入格しません。
壬が多く甲がある場合で戊が無い場合、己を守護神に取ることができます。
その理由は、亥の28元に壬と甲があり、甲と己が暗合し土質に変わるため、戊の変わりになるからです。
まとめ
亥月の丙の守護神は、
1、甲 2、戊 3、庚 4、壬 です。
2015-07-27