算命学10分レッスン(641日目)守護神法41
守護神法41
35、子月(12月)生まれの丙(日柱)
12月には冬至があります。
ひたすら寒さに向かっていた気が、冬至を堺に一陽をを生じ季節を転じます。
丙の常道である壬を守護神に取りますが、壬の力をコントロールするための戊を補佐とします。
戊の土質は、丙の火質を洩らしますので、あまり良くないのですが、壬が強すぎるので抑えなければなりません。
冬至前は、亥月と同じ様な考え方で良いのですが、冬至以後は一陽来復となりますので、弱々しい中にも強さが感じられるようになります。
身強の命式なら大変良いのですが、丙から鳳閣星・調舒星を生じる戊・己を、守護神を助けるものとして持たなくてはなりません。
壬・戊が命式にあれば、立身出世できますが、戊が無い場合には己があれば水質を抑える力として役に立ちます。
そのため、立身出世はできなくても、別の道で成功できます。
ただし、この場合は、身強が条件となります。
壬が多くあると戊の制御を必要としますが、戊を用いた場合には剋すことと洩らすことを両方行いますので、戊を甲の木質でコントロールする必要があります。
丙は陽の火質でありながら、相剋関係にある陽の水質と相性が良い理由は、壬(湖・大海)に日(丙)が映り光が倍加するからです。
戊は火質を妨げる働きをしますので、あまり良くありません。
しかし、戊は止むお得ず守護神の補佐として取るのです。
冬至後の守護神としては、次に述べる丑月と同じように考えることが出来ますので、次回を参考にしてください。
まとめ
子月生まれの丙の守護神は、
1、壬 2、戊 3、己 です。
2015-07-28