算命学10分レッスン(647日目)守護神法その47
守護神法47
41、午月(6月)生まれの丁(日柱)
午月の丁は、陽の火質の上にある陰火ですが、十二大従星は天禄星が算出されますので、かなり火質が強くなっています。
そのため、燃料となる甲が忌神となります。
火質を剋す壬が守護神になりますが、壬は丁と干合し木質に変化しますので、日柱と離れた年柱にことがベストです。
また、地支が三合会局の火局(寅・午・戌)になっている場合で更に火質があると、庚と壬が2つ命式にあれば間違いなく立身出世が望めます。
しかし、壬を剋する土質があれば、普通の人です。
ただし、28元に壬があれば非凡な人となり、後天運が西北(戌)の位置を通るときには、大きく運が発展します。
同じように、癸が1つ命式にあれば、人々の指導的な立場に立ち、一代で頭角を顕します。
このように土質がある場合、甲が忌神と言えども1つだけあると土質を剋すので大変良い働きをしますが、庚と癸の補佐を要します。
支に亥・寅・卯・辰があれば、28元に木質がありますので、火質を生じることになり、普通の人です。
しかし、中年期に入るとお金儲けができ、余裕のある生活を送れますが、子供に期待が掛けられないことになります。
午月生まれの丁が、午年・大運の午と午ばかりになり、水質が無い場合は、出家してのみ救われることになります。
天干に火質が無く地支にも火質が無い場合、天干に水質があるか地支に三合会局の水局(申・子・辰)が成立する場合のみ、甲を守護神として良いということになります。
甲を守護神に取った場合、庚があれば丁の燃料として甲を活かせ、良運に恵まれます。
甲が少なく丁が多ければ、まとまりが悪く、良運は長く続きません。
12支に南方三位(巳・午・未)か、三合会局の火局(寅・午・戌)が成立し、命式に甲・乙が沢山あれば、天禄星の強いパワーと相まって炎上格になります。
そして、戊・己があれば、火炎土燥となります。
格にならない場合は、適量の水質が必要ですがこの命式には水質がありません。
そのため、身強であればあるほど孤独で貧しい人生になって行きます。
特に女性がこの命式を持ちますと、尼となって人生を送るのみという意味になりますが、後天運が水質の北方を回ったとしても、水質が少しだけではバランスが悪く、返って凶運となってしまいます。
つまり、北方や南方を回る後天運では凶運。
火質を洩らす土質を回る時だけが吉運となります。
まとめ
午月生まれの丁の守護神は、
1、壬 2、庚 3、癸 です。
2015-08-06