算命学10分レッスン(649日目の2)貴幼法
貴幼法
J男ちゃん
2002年4月5日生まれの男の子
癸 甲 壬 石門星 天馳星
卯 辰 午 鳳閣星 鳳閣星 車騎星
乙 乙 己 天貴星 調舒星 天印星
癸 丁
戊 天中殺 辰巳
40 41 19
この子の特徴は、宇宙盤にあります。
第2領域と第3領域の2領域にありますが、全て現実的な行動領域です。
そのため、貴幼法の現実的思考とマッチしていますので、心の葛藤はそれほど無いでしょう。
ただし、南方の調舒星が1つだけ精神星であるのと、東方の車騎星が鳳閣星と七殺の関係があり、28元にも貫索星と牽牛星が隠れていますから、さらに車騎星と貫索星、牽牛星と調舒星の七殺も加わります。
そのため、初年期の天馳星と相まって、行動パターンはかなり傍からは分かりにくいものになります。
黙って人の話しを聞いていたかと思うと、いきなり激しく反発したり、習い事に夢中になたとしても、すぐに飽きてしまったりということがあります。
この子は、現実に起きている物事の真相を本能的に察知する能力があるため、人々が間違った意見や対応をしようとすれと、車騎星の行動力、調舒星の繊細さなどが一気に発揮されるのです。
しかし、本質は、仲間を大切にし、あるがままを受け入れるいわゆる良い奴ですが、対応を間違えると厄介者にしてしまいます。
では、どのようにこの子を育てればよいのか。
2002年生まれですから、すでに中学生になっているので、個性ははっきりしてきています。
しかしながら、もしその個性を近親者や学校の先生が間違って認識しているとしたら問題です。
この子に対して大切なことは、できるだけ七殺を稼働させないことです。
それは、親が物事に対して正しく対処する姿を見せることです。
ただし、目の前に起きていること(日常の些細なことも含めて)に正しく対処しているかは疑問です。
そこで、できるだけ物事を判断をする前に、この子に相談するようにしてください。
大人(親)の行動に関与させるのです。
例えば、ご主人の勤め先の上司にお中元などを送る場合。
どういう関係で、どのような世話になっているから、どのようなものにした良いか、などと相談を持ち掛けるのです。
その時に、親の考えもはっきり言うことも大切です。
「それで良いじゃない」とのそっけない答えでも良いのです。
例題が適切ではなかったかもしれませんが、私の言いたいことはおわかりいただけましたか。
次回は、中心星「石門星」の貴幼法です。
2015-08-11