算命学10分レッスン(650日目)守護神法49

算命学10分レッスン(650日目)守護神法49

 

守護神法49

44、酉月生まれの丁(日柱)

酉月は、中秋から晩秋へと移り変わる時です。

火質(丙)の力は弱まり、また1日の時間としても夜の時間ですから、丁の陰火は太陽の光に妨げられることなく光を発揮できます。

この陰火(地上の火)をさらに長持ちさせ力を与えるためには、燃料となる木質(甲)と、甲を加工する刃物の金質(庚)を守護神として取ります。

甲が命式に無い場合は、乙を代替として守護神にとることができますが、その場合は、乙(草木=湿った木質)を乾かして燃料とするための丙が必要になります。

この守護神がすべて命式にあれば、大器となること間違いなしとみます。

中秋の酉は陰の金質ですから、命式に金質が多く存在し、日干の丁に根がないと従財格に入格することになります。

日干は丁ですから、日干の根とは28元に丁があることを言います。

従財格は簡単に言いますと、富と名誉を得る格ですが、特に辛金だけがある場合には、更に富と名誉は大きなものになります。

その場合、国家機関の中枢で活躍することが正道ですが、その他の道を進んで大成功を収めます。

この場合は、従財格を主な命式として鑑定をします。

先にも触れたように、酉月は太陽の恩恵が全く無い月ですから、燃料とする木質(甲・乙)が湿って良く燃えません。

そのために、甲や乙が良く燃えるように乾かす必要がありますので、丙の存在は欠かせません。

水質を剋す土質の戊も守護神に取ることができます。

甲と丙が あれば、一人の人間として活躍はできますが、丙があることでその人物は何倍にも大きくなれるのです。

まとめ

酉月生まれの丁の守護神は、

1、甲 2、丙・戊 3、庚 です。

2015-08-12