算命学10分レッス(652日目の2)貴幼法
貴幼法(牽牛星=中心星)
2009年1月27日生まれの男の子
壬 乙 戊 車キ星 天将星
申 丑 子 龍高星 牽牛星 石門星
庚 己 癸 天貴星 調舒星 天堂星
壬 辛
戊 癸
9225 天中殺 戌亥
この子の命式的な特徴は、陰占が半会と支合の融合条件が2つあることと、幼年期の十二大従星が天将星ということです。
男の子の場合、初年期の天将星は育つ家庭の状態と密接な関係があります。
普通の家庭で育てられると、虚弱体質か強靭な肉体を持つ子かのどちらかになり、問題のある家庭で育つ場合は、丈夫で逞しい子です。
この場合の虚弱体質は、決して病気ではありませんから、心配は無用です。
天将星は、現実的なエネルギーが最大で強すぎるため、子供の身分では消化し切れないから起こる現象です。
自我が強く頑固で、自分の考えを曲げない強引さがあれば、天将星が正常に働いているとみます。
一方、小心者で用心深く、心配性で神経質な子の場合、天将星が陰転していると見なし、改善するほうが良いでしょう。
また、この子の天中殺は戌亥ですから、親に甘えてはいけない人生なので、親としても早くから親離れを促すような育て方をしなければなりません。
貴幼法からは、この子の思考は大人っぽく戦略的ですが、周りの人から細かい指示などをされると、何をどうして良いかがわからなくなってしまい、混乱を引き起こします。
この子には、人生の経験と知識を持った人たちに接する機会を与え、広い視野を持ち、その体験や習得から自分で人生の目的を定めさせるように仕向けます。
親は、何事につけても、意見を言うだけに留め、命令や強要は避けてください。
もちろん、行動や行為に対する躾はしっかりしてください。
本人は影の存在で、だれか(子供の場合は親)役に立つことで埃を感じるような、基本的には補佐的な立場を望みますので、親の手助けなどを積極的に果します。
しかし、その行為の発想は補佐的ですが、行動は身勝手で拙いと感じることが多くありますが、そこは我慢強く接しましょう。
。陽占の車キ星は、過保護にしてはいけないということを暗示しています。
一人っ子ですと、自然に甘やかしてしまうでしょうし、陰占の融合条件は、社会からも甘やかされることを暗示していますので、意識して過保護にしないようにしなければなりません。
宿命には、男の兄弟が1人、女の姉妹が2人の4人兄弟ですが、この宿命通りの家族構成が実現することが望ましいのですが、現代社会において4人の子供さんを持つのは難しいので、意識して年齢を問わず多くの人と交流させるようにしてください。
次回は、2000年7月23日生まれの女の子です。
2015-08-17